2025.4.28 桐工生の桐生新町重要伝統的建造物群保存地区への挑戦と提案

4月月次会
桐工生「建設科」の桐生新町重要伝統的建造物群保存地区への挑戦と提案
 
講師の桐工・上石先生の話が終ると参加者の皆さんから大きな拍手がありました、この拍手は桐工生「建設科」の「高校生の建築甲子園」の活躍に対して贈られた物とおもいます。
「高校生の建築甲子園」とは建築教育課程のある高校生を対象とした建築設計コンペで「夢や想像を物へと造りあげる発想の向上と将来建築士の一員として活躍していただくため、日本建築士会連合会・都道府県建築士会が主催して平成22年(2010)から初めて令和6年(2024)で15回(11回開催中止)開催されて、そのうち桐工生は群馬県代表(県内の建築課程を有する高校は前工・高工・桐工・藤工・長野原・館林商工の6校でしたが現在は藤工・長野原が抜けて4校となっている)として10回出場して優勝2回(第10回・第15回)、準優勝2回(第5回・第14回)、ベスト8 2回(第6回・第7回)、奨励賞 4回(第8回・第9回・第12回・第13回)とその活躍と結果は目を見張るものすごい成果で、学校関係者のみならず、桐生市民、群馬県民で喜んでいいものです、又、月次会と時を同じくして桐生新町重伝建地区「まちなか交流館」で「建築甲子園と桐生新町重伝建の歩み展」として桐工生(建設科)の10年間の成果を4月26日から5月18日まで実施していたのも嬉しい限りでした
 桐工(建設科)では課題の取り組みに当たって大きな課題の「地域に暮しーまちに住む」の地域の選定にあたって先生と学生がよく話し合い、桐生新町重伝建地区に含まれている天満宮に学校が接していることから、最初からこの地域を課題の想定地区として、年年の課題「・第15回課題では・地域に開く戸建ての住い」についても学生の発想を十分に引き出させながら、それに対応する個別の家屋を特定して、緻密で詳細な現地調査結果を活かし取り入れた設計を取りまとめた苦労の結果が成果そのものです。一般参加者として聞いていた
4月着任の校長先生や会員の皆さんも納得の様子。
建築と云う部門ではありますが桐生市・桐生工業高校・桐生新町重要伝統的建造物群保存地区を全国に知っていただくことが出来たと思っています。
 今回の月次回の実施についていろいろお世話になりました、上石先生、腰塚同窓会長、市内で仕事されている卒業生の方々ありがとうございました。
令和7年(2025年)についても更なる活躍を期待しております。
(記:新井晴夫)

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