2024.4.14 筑波山
4月歩く会例会・筑波山と地図と測量の科学館
4月14日、朝7時桐生倶楽部を出発して50号で、そう今日は一般道で筑波山へ向かう、距離約80キロおよそ2時間程度。筑波山の標高は赤城山の半分より低い山ではあるが関東平野にそびえる山容の存在感は大きく近づくに従い双耳峰もはっきり見えて山頂の大きさがうかがえる。概ね予定通り9時頃駐車場へ到着。
今回の行程は筑波山神社からケーブルカーで山頂に上がり、男体山(871m)を往復して頂上連絡路で女峰山(877m)を経由しておたつ石コースでつつじケ丘まで下るおよそ3時間の行程。
さあ出発、途中、伝統の名物・ガマの油売りの「さあ~、さあ~お立合い」と始まる軽妙な口上と刀で腕を切り軟膏を塗る実演を見物、聞けば今日の実演は師匠のお出ましと助手の方が言う。本殿に向かいそれぞれ何事かを祈願してケーブルカー乗り場へ、山頂からの眺めは抜群のはずが春霞で富士山や東京方面等々遠くの眺めが望めずちょっと残念。つつじケ丘への下山が1時間ぐらい遅れたがこれは最初に油売りの見物で時間をとった結果でこれもまた良し。
これよりつくば市に向かい30分ほど走って見学予定の国土地理院「地図と測量の科学館」に到着。お~立派な施設、玄関を入ると大きなホール床に日本全体の10万の1の3D地図が描かれて、赤青眼鏡をかけてみると日本が立体的に見える。又、屋外には日本列島球体模型が作られていて、縮尺は20万分の1で貼られているタイルは市販されている20万分の1の地勢図とのこと、球体に登り立っている足元を見るとそこは桐生市。そうだ桐生市、群馬県は日本の中心なんです。館内には古地図・伊能忠敬・北極星と地球、体験コーナーなど見どころ満載。見学時間は概ね2時間を予定していたがもう少し時間がという感じを残して帰路。予定より少し遅れて桐生倶楽部へ6時少し前に帰着。参加された皆さんに感謝、ありがとうございます。(記:新井晴夫)