2024.12.8 池袋散策

一社)桐生倶楽部歩く会12月例会
自由学園・明日館と池袋等散策
12月8日(日)令和6年度歩く会最大行事が実施されました。振り返って見れば以前は大型バス利用で行われていましたが、この数年は中型バス利用での実施で今回の参加者は15人で「カテドラル教会・自由学園・サンシャイン60・鳩山会館」に行ってきました。皆さんから今日は良かったねとの言葉にほっとしました。ありがとうございます、見学した施設等それぞれを簡単に紹介します。
「カテドラル教会」
・文京区関口3丁目16-15
・東京カテドラル聖マリア大聖堂
  カテドラルとは司教の座る椅子で、カトリック教会で司教座がある大聖堂をいう。
・建築家丹下健三氏設計、昭和39年(1964年)建設
  鷹さ 約40メートル、長さ 約60m、 幅 約40m、頂部は十文字型で、下部は菱形の建物を
限られた敷地の中、日本伝統のアプローチを考えて玄関まで導き内部に入り左に進むと、上部に吹き抜けた柱のない大空間で高い天井と天窓から降り注ぐ光は神聖な空気感より一層神秘的にしている。内壁のコンクリート打ち放しは表情も静溢で厳かな空気を作り出している。床は大理石で何処から見ても「大きく素晴らしく美しい」等々感嘆するばかり、60年の経過を感じさせずに人々を魅了していくことでしょう。この日は9時からの見学でしたが8時のミサの方や見学の方で聖堂内や外の売店はにぎわっていた。
「自由学園・明日館」
 ・豊島区西池袋2丁目20
 ・大正10年[1921年]フランク、ロイド、ライトは羽仁夫妻の教育理念に共鳴して、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」と     した夫婦の希いを基調にして設計。
 ・ライトは限られた予算のなか、建物全体の意匠を幾何学的模様にまとめ、前庭を臨むホールの大きな窓は明日館の顔と云えることから、木製の窓枠や桟を幾何学的に配して工事費を低く抑えユニークな空間構成を実現。
 ・家具も建物の一部と考え、常に手建物と家具の調和を考えていた。
 ・重要文化財指定 平成元年(1989年)から大規模な改修工事がおこなわれ平成9年指定される。
「サンシャイン60」
・豊島区東池袋3丁目1-1
・展望台と昼食のため
・昭和53年(1978年)建設、高さ239,7m、地上60階,地下4階。 
昭和53年から平成2年(1990年)まで日本一の高さのビル。
 ・展望台(60階)からの眺望は周辺に高層ビルがないので良いわけだが、気温が高く霞があってチョット残念
 ここで自由昼食ですが3グループに別れ広い飲食店街ぶらぶらして何故か2グループが同じ店で昼食なぜか???。
「鳩山会館」
 ・文京区音羽1-7-1
 ・第52代から54代内閣総理大臣鳩山一郎さん私邸で音羽御殿と呼ばれていた
 ・大正13年(1924年)建設鉄筋コンクリート造2階建て
 ・平成7年(1995年)改修工事を行い記念館とし公開
                       (記:新井晴夫)

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